1/30(土):ABLE ONLINE #3「”知ってるつもり” と知識のコミュニティ 」の開催について

1/30(土):ABLE ONLINE #3「”知ってるつもり” と知識のコミュニティ 」の開催について

ABLE(Agents for Bridging Learning research and Educational practice)では,学習研究と教育実践をつなぐ国際コミュニティとして沢山の海外ゲストをお呼びして,さまざまな研究と実践の取り組みについて紹介してまいりました。
そして,オンラインでできる新しい学びのかたちを探究するべく,世界中の人たちとこれ対話を重ねる『学びの実験場』として,「ABLE ONLINE」を始動いたしました。

ABLE ONLINE 第三回目は,学術誌”Cognition”の前編集長であるブラウン大学のスティーブン・スローマン教授をゲストスピーカーにお迎えします。スローマン教授は『知ってるつもり ー無知の科学』の原著者であり,人はなぜ「知ってるつもり」になってしまうのか?という問いに対し様々なケースからの研究成果を紹介し,「知ってるつもり」になりやすい私たちが,よりよい意思決定や学びをしていくためにどうすればよいのか,「知識のコミュニティ」の観点から考えます。

教育にもビジネスにも,どんな分野にもあてはまる「知ってるつもり」について考え,どのような「知識のコミュニティ」のあり方を目指してゆけばよいのか,じっくり考え学びます。ぜひご参加下さい。

【開催要項】
日 時:2021年1月30日(土)9:30 – 12:30
場 所:ZOOMミーティングにて開催(参加申込頂いた方にリンクを送付致します。)
定 員:200名
参加応募:Peatix よりお申し込み下さい。

参加費について:
ABLEは,内田洋行さまよりご支援を頂いており,今回の招聘費等を賄うことができるため,ABLEとして直接頂きませんがコロナ禍の中,特に困窮している子どもたちを支援するチャリティーとして,参加費の代わりに下記のリストより団体を選び,下記の基準に従い寄付をお願いいたします。支払い方法,寄付先団体についてお問い合わせがございましたら,個別に応じますのでご連絡下さい。

【寄付先団体リスト】 こちら  からご覧下さい。
【寄付額基準】
一般:2,000円以上
学生(大学生~大学院生):1,000円以上
高校生以下:任意

【タイムスケジュール】
09:30 – 09:45 オープニング&イントロダクション
ご挨拶:株式会社内田洋行 代表取締役社長 大久保 昇

09:45 – 10:20 トーク「知ってるつもりと知識のコミュニティ」(前半)
スピーカー: ブラウン大学 スティーブン・スローマン教授

10:20 – 10:30 ショートブレイク
10:30 – 10:45 前半への質問タイム
10:45 – 11:10 トーク「知ってるつもりと知識のコミュニティ」(後半)
スピーカー: ブラウン大学 スティーブン・スローマン教授

11:10 – 11:20 ショートブレイク
11:20 – 11:35 後半への質問タイム

11:35 – 12:20 ディスカッション
ブラウン大学 スティーブン・スローマン教授
慶應義塾大学 今井むつみ教授
+フロアのみなさま

12:20 – 12:30 クロージング

【ゲストスピーカー】
スティーブン・スローマン教授
スティーブン・スローマンは1992年からブラウン大学の認知科学,言語学,心理学部の教授である。学術誌”Cognition”の前エディター。思考の研究を専門とする認知科学者で,人の思考の習慣が世界の認識にどのような影響を与えるか,われわれに内在する異なる思考のシステムが我々の意思決定,葛藤,会話の中に働いているか,世界の仕組みの理解のしかたが我々が物事を理解のしかたやそのことに対する行動に影響を与えるかなどを研究している。2005年にはオックスフォード大学出版会より「Causal Models: How We Think About the World and Its Alternatives」,2017年にはフィル・フェーンバックと共著で「The Knowledge Illusion: Why We Never Think Alone」(邦訳:「知ってるつもり―無知の科学」早川書房)を出版した。Cognitive Science Society(国際認知科学会)とSociety of Experimental Psychologists (実験心理学者の会)のフェローである。

【トークの概要】
身近なモノがどのようの仕組みで動いているのかを人に聞いてみると,人は自分が実際には知らないことを知っていると錯覚していることがわかる。一般的に人は(トイレのような)日常的に使われるモノの仕組みについての自分の知識を過剰に評価している。
同様に,人は,政策についても自分の知識を過信している。例えば医療負担適正化法(Affordable Care Act, 通称オバマケア)について言及し,意見を言うが,それが実際にどのような結果を社会にもたらすかについてきちんと説明できる人は少ない。なぜだろうか?人は知識のコミュニティの中に生きているからだ。
私たちはモノや物事の仕組みは,コミュニティの中で共有されていることを認識しており,自分の知識と,コミュニティの他のだれか(専門家)が持っている知識を区別できていないのである。この講演では,最後に,人の「知識の錯誤と知識のコミュニティ」が教育に与える示唆についてもお話しする。

主 催:慶應義塾大学今井むつみ研究室・ABLE運営事務局
特別協力:株式会社内田洋行 教育総合研究所

【お問い合わせ先】
ABLE運営事務局 able.jimukyoku(at)gmaill.com      ★ (at)を@に変えてください。

みなさまのご参加お申込み心よりお待ち申し上げております!
ABLE運営事務局