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2025年度第2回公開シンポジウム

2025年度第2回公開シンポジウムについて

日本教育心理学会では,教育心理学に関する研究の振興と研究成果の社会への還元を目的に,公開シンポジウムを開催しています。
以下,2025年度第2回の公開シンポジウムのご案内です。どなたでもご覧いただけますので,どうぞお申込みください。

テーマ

教育心理学におけるDX化の向かう先

配信期間

2025年10月22日よりオンデマンド配信

視聴申込み

https://forms.gle/5BbLnY7tZ1S4sJKV9

企画

日本教育心理学会 研究委員会

司会

吉澤寛之(岐阜大学)

企画趣旨説明

吉澤寛之(岐阜大学)

話題提供

教師が育つ授業研究コミュニティ
――DXによる「見とりの充実」をどう生かすか――

齊藤萌木(聖心女子大学)

子どもの反社会的行動の予防を実現する査定・介入システムの実装

吉澤寛之(岐阜大学)

戸田市における教育総合データベースの構築と支援への活用

池田貴昭(埼玉県戸田市教育委員会)

指定討論

益川弘如(青山学院大学)

企画趣旨

文部科学省による法制化により,教育現場において,教科指導や生徒指導にかかわる様々な面で情報化,いわゆるDX化が推進されています。一方で,DX化により,子どもの認知能力と非認知能力の双方の評価や教育効果の改善に貢献できるのか,学校に存在する各種データの連携は可能か,といった新たな課題も出てきており,今後のさらなる推進に向けて現段階での整理が必要です。
本シンポジウムでは,第1に,DX化された環境において教員の授業デザインと評価がどう変わるか,事例に基づき検討した内容を報告します。第2に,DX化による生徒指導を主とした教育心理学的アセスメントの妥当性向上に関する内容を紹介します。第3に,自治体における教育総合データベースの構築と支援に関する内容を紹介します。最後に,テクノロジー(データ)を活用する「教師」「研究者」として常に意識しなければならないことや,DX化が進み続ける世の中で教育心理学が果たす役割について議論します。